19日にJR三河三谷駅エレベーター供用開始

2019/03/14 00:01(公開)
19日に供用開始するJR三河三谷駅の車いす対応エレベーター(JR東海提供)
19日に供用開始するJR三河三谷駅の車いす対応エレベーター(JR東海提供)
 JR東海が蒲郡市三谷町の東海道本線三河三谷駅で行ってきた車いす対応エレベーターと多機能トイレの設置工事が19日に供用開始する。同駅のバリアフリー化のために整備してきた。
 施設は2008年12月に施行されたバリアフリー新法に基づいて整備。国交省が11年3月に定めた駅整備基本方針で同利用者数が3000人以上の駅を対象とするのを受けて、同社と国、市で計約2億4000万円かけて昨年から工事をしてきた。同社によると駅の1日平均利用者数は3800人という。
 同駅のプラットホームは2本。改札は南側の下り線ホーム側にある。北側の上り線ホームへ行き来する場合には跨(こ)線橋を利用しなければならない。
 エレベーターは上下ホームの跨線橋に接するように設置。また下りホームの改札口寄りに多機能トイレを設けた。
 これまで車いす利用者が列車に乗車する場合は蒲郡駅まで行かなければならなかったという。
 19日は始発列車から利用できる。市では同日午前7時から待合室で稲葉正吉市長や蒲郡駅長、地元の三谷、豊岡地区総代らで完成を祝う。
(安藤聡)
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