豊橋素人歌舞伎保存会の定期公演

2019/03/18 00:00(公開)
「身替座禅」で表情豊かに演じる吉川さん㊨と松井さん=プラットで
 豊橋素人歌舞伎保存会(山本明彦会長)の第33回定期公演「歌舞伎大会」が17日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。「身替(みがわり)座禅」など四つの演目を上演した。
 高校生、ベテランの会員らが舞台を踏み、今回も「寿式三番叟(さんばそう)」で幕開けした。
 身替座禅は、浮気をテーマにした分かりやすい喜劇。男性会員が初めて女性役を務め、吉川弘次さんが奥方「玉の井」を演じた。浮気相手に会いに出掛けた「山陰右京」役の松井宏恵さんらと共に、見せ場では豊かな表情と滑稽な動きで会場を埋めた観客を楽しませた。
 吉川さんの妻・幸代さんが浮気の手助けをする「太郎冠者」役を務め、夫婦での舞台も注目を集めた。
 この日は、他に時代物「信州川中島合戦 輝虎配膳の場」などが行われた。
 同保存会は1986(昭和61)年、豊橋市内の歌舞伎愛好家らが集まって結成。87年3月から公演を始めた。三遠南信地域の歌舞伎交流大会にも参加している。
(中村晋也)
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