「タハラディップ」が優良ふるさと食品中央コン入賞

2019/03/19 00:00(公開)
食品産業センター会長賞を受賞したタハラディップ=田原市役所で
食品産業センター会長賞を受賞したタハラディップ=田原市役所で
 田原市内で生産された野菜を使い、商品を開発するフードラボ「彩農園」(同市田原町)の調味料「TAHARA DIP(タハラディップ)」が、「優良ふるさと食品中央コンクール」の新製品開発部門で3位にあたる食品産業センター会長賞(5点)に選ばれた。
 地元産品を使用した食品の品質向上を目的に一般財団法人「食品産業センター」が実施。全国の都道府県の代表が審査され、タハラディップは農林水産大臣賞(1点)、食料産業局長賞(3点以内)に次ぐ賞を受賞した。
 彩農園は、農業産出額日本一を誇る市の農産物PRなどを目的に2013(平成25)年からディップを開発しており、18年から本格的に販売を開始。 
 野菜のうまみを閉じ込め、彩りも鮮やかなディップは、トマトに手作りのコチュジャンとスイートチリを配合したアジアンテイストな「スイートチリトマト」をはじめ、ブロッコリーとワサビ、トウモロコシとクリームチーズ、ジェノベーゼ風ソースの青シソの4種類。パンやクラッカー、サラダのドレッシング、肉・魚料理にも使える。
 中内田明子代表(57)が18日、市役所を訪れ、山下政良市長に受賞を報告した。
 中内田代表は「田原のおいしい野菜をおいしい時期に収穫して届けている。キャベツなど、他の農畜産物を使った商品も開発していきたい」と意気込み、今後は関東圏への販路拡大も視野に入れているという。
 瓶入り(80㌘)で1個540円(税別)。インターネットで購入できるほか、5月に名古屋三越星ケ丘店で行われる田原フェアにも並ぶ。問い合わせは中内田代表の携帯(090・3554・4553)へ。
(飯塚雪)
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