豊橋の伊勢路が昼食に施設児童招待

2019/03/28 00:00(公開)
お好み焼きに舌鼓を打つ子どもたち=伊勢路本店で
お好み焼きに舌鼓を打つ子どもたち=伊勢路本店で
 熱々できたてをめし上がれ-。豊橋市のお好み焼き「伊勢路」本店(駅前大通1、堀米治代表)と三ノ輪店(三ノ輪町、堀幹和店主)は27日、毎年この時期恒例の食事招待を行った。地元福祉施設の子どもたちを招き、焼きたてのお好み焼きや焼きそばを昼食に振る舞った。
 招待は今年で50回の節目を迎え、この日は東三河10施設から計約400人を両店に招いた。本店に最初に訪れたのは、光輝寮(豊川市)の1~20歳の寮生と職員。ほかほかのお好み焼きや焼きそばに箸をのばし、「おいしい!」と笑顔で平らげていた。同寮職員は「皆でそろっての外食の機会は少なく、子どもたちも毎年楽しみにしている。焼きたてが食べられるのは本当に嬉しく、皆の食べるスピードも速かった」と感謝していた。
 今年も総勢約20人のスタッフやボランティア、常連らが接待などで大活躍。本店から独立した豊川市の「いなほや」から酒井常吉代表らスタッフも休日を返上して材料持参でお手伝い。関係取引先や友人らも快く食材を提供した。
 夢中でお好み焼きをほおばる子どもたちに「お腹いっぱい食べてよ!」と声をかける掘代表。「あっという間の50回。皆さんの寄付や若い衆の協力のお陰で続けられた。自分が元気な間は頑張って招待を続けたい」と話していた。
 招待は本店の開店当時、掘代表が、店を訪れた1組の親子が1枚のお好み焼きを分け合う姿に胸を打たれ、翌年から毎年継続している。
(田中博子)
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