県議選豊橋市区 自民が16年ぶり3議席獲得

2019/04/08 00:28(公開)
 県議選は7日投票、即日開票された。東三河で唯一選挙戦となった豊橋市選挙区(定数5)は、無所属の浅井由崇氏(57)がトップで4選を果たしたほか、自民党が現職1人、新人2人の当選を決め、16年ぶりの3議席を獲得。公明党の新人も初当選した。一方で、共産党現職が議席を失った。

 5期目のベテラン鈴木孝昌氏が今期で勇退する自民党は、丹羽洋章氏(50)が後援会などを固めて再選を決めた。ともに市議だった新人の杉浦正和氏(43)と中村竜彦氏(39)は、個人演説会で政策を説明、若さも打ち出しながら支持を拡大し初当選。混戦を制し、長く二つだった議席を一つ増やした。
 公明党は、5期目のベテラン渡会克明氏に代わる元会社員の新人荻原宏悦氏(54)が連日街頭に立って訴え、課題だった知名度を克服、浸透を図り、初の議席を手にした。
 浅井氏は3期の実績と「オール東三河」での取り組みを訴え、支持組織などをまとめた。
 共産党現職の下奥奈歩氏(31)は、善戦むなしく前回獲得した議席を守り切れなかった。2度目の挑戦となった立憲民主党の新人服部文一氏(52)は準備不足が響き、吉報は届かなかった。
 当日有権者数は29万8625人(男14万9007人、女14万9618人)。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初の県議選となり、注目された投票率は38・75%。前回(38・21%)を0・54ポイント上回った。
 県全体の投票率は37・01%で過去最低だった。
(取材班)
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