田原のオケマツ水工が100周年感謝祭

　オケマツ水工（田原市豊島町豊中、伊藤大輔社長）の創業１００周年感謝祭が２０日、田原文化会館で始まった。住設機器の展示だけでなく、多彩なイベントが繰り広げられ、大勢の来場者でにぎわった。２１日も行う。
　同社は１９１９（大正８）年に桶屋として創業。井戸の手押しポンプ、上下水道工事、住宅リフォームなど、時代に合わせてさまざまな業務を展開してきた。３年前にオーテック（豊橋市、彦坂彰一社長）のグループに加わった。
　感謝祭では、ＬＩＸＩＬ（リクシル）、ＴＯＴＯなど有名メーカーのキッチン、風呂などを展示。１００周年の感謝を込めて特別価格で提供した。
　イベントも充実しており、有名ホテルのペア宿泊券などが当たる抽選会をはじめ、バルーンアート、輪投げなどのイベント、大あんまきが有名な藤田屋、ケンタッキーフライドチキンの出店などがあり、家族連れらが楽しんだ。
　同社３代目の石原一秀会長は「厳しい時代もありましたが、地域の皆様に支えられ１００周年を迎えることができました」と感謝し、「オーテックグループに加わり、これまで以上に発展して、１５０年、２００年続く企業になっていく」と決意した。
（竹下貴信）