6年に一度「竹島弁財天総参り」

2019/04/29 00:00(公開)
伊勢音頭を歌いながら大八車を引く男たち=豊川市国府町で
 豊川市国府町で28日、6年に一度の祭典、竹島弁財天総参りが行われた。
 蒲郡市・竹島の八百富神社での巳年と亥年の式年大祭に合わせて行われる祭事。約400年前、竹島の弁天さまと使いの白ヘビが津波で流され、現在の国府町に漂着。村人がほこらを立ててまつったが、その後国府と竹島の庄屋が同じ日、弁天さまが竹島に戻りたがっている夢を見たため、人々が大八車に酒や餅を積んで竹島に送り届けたことが始まりとされる。
 この日は早朝から大社神社で神事が行われた後、上町、中町、下町、南田による4台の大八車が境内を出発。伊勢音頭を歌いながら花飾りや米俵、酒が敷き詰められた大八車を引き、それぞれの地区で餅が町民らにまかれた。その後バスで竹島へ移動し、蒲郡市の関係者と合流。現地でも餅投げが行われた。
 6年ごとの祭事は本開帳と中開帳を交互に行われ、今回は中開帳。次回2024(令和6)年に本開帳が行われる。
(由本裕貴)
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