豊橋の白山比咩神社「吉田花祭り」

2019/05/06 00:00(公開)
「吉田花祭り音頭」に合わせ踊りを披露する子どもや住民ら=豊橋市の広小路通りで
 豊橋市広小路3の白山比咩(ひめ)神社で4、5の両日、例大祭「吉田花祭り」があった。本祭の5日には、中心街の広小路通りを鮮やかなピンク色の花飾り「勝花」を背負い、住民らが「吉田花祭り音頭」に合わせ練り歩いた。
 三河国吉田名蹤(めいしょう)綜録によると、江戸時代の1665年、花祭りが始まり、紙で作った桜花を飾り付けた竹を若者が背負い、踊りながら練り歩いたとされる。1945年の豊橋空襲による被災で途絶えたが、2015(平成27)年に住民らの手で祭りを復活させた。
 練り歩きには、6カ町の氏子や子ども、花園幼稚園の園児ら約150人が参加。美濃和紙を3~5枚重ねて作った花を飾り付けた2㍍前後の勝花を背負ったり、神輿(みこし)につけたりして、広小路通りを歩いた。音頭に合わせ「ヨイショ」などの声が青空に響き、県立豊丘高校の和太鼓部が和太鼓と篠笛で花を添えた。
 かつては鬼祭、豊橋祇園祭と共に「吉田の三大祭」とされており、高津政義運営委員長(79)は「豊橋を代表するまつりになるようにみんなで努力していきたい」と締めくくった。
(飯塚雪)
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