新城で長篠合戦のぼりまつり

2019/05/06 00:00(公開)
ごう音を響かせて行われた長篠・設楽原鉄砲隊の火縄銃演武=新城市の長篠城址で
 第54回「長篠合戦のぼりまつり」(同まつり奉賛会など主催)が5日、新城市の長篠城址(し)で行われた。火縄銃演武や合戦行列などのイベントを繰り広げ、大勢の観光客らが見入った。
 まつりは1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で亡くなった武田軍と織田・徳川連合軍のめい福を祈るために毎年開催している。
 合戦行列では午前9時半に鳳来総合支所をスタート。奥平貞昌、徳川家康、織田信長、武田勝頼の各軍で計19人が長篠城址まで約2㌔を練り歩いた。
 今回、男性の武将に女性8人が配役された。織田信長役を担った埼玉県久喜市の岡安綾希子さんは「武将の中でも好きな織田信長を演じることができて感無量です」と喜びを表しながら歩いた。
 火縄銃演武は、長篠・設楽原鉄砲隊、日本前装銃射撃連盟、山形県の米沢藩稲富流鉄砲隊の各隊員たちが披露。甲冑(ちゅう)姿の隊員らは隊列を組んで、ごう音を鳴り響かせた。
 また、地元の鳳来中部小学校の児童たちは鈴木金七郎踊りや合唱「長篠合戦の歌」を歌い上げた。6年生22人は7グループに分かれて来場者向けに歴史ガイドを行い、奥平貞昌や屏風絵について説明した。
(安藤聡)
行列中、信長役で張り切る岡安さん=新城市長篠で
来場者にガイドをする児童たち=同
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 藤城建設 蒲郡信用金庫 虹の森 光生会 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国