田原・ウィズ総会で事業計画決まる

2019/05/31 00:00(公開)
あいさつする石倉副理事長=田原市福江市民館で
あいさつする石倉副理事長=田原市福江市民館で
 住民や企業、団体と連携し、田原市のまちづくりに取り組むNPO法人渥美半島まちづくり推進機構(通称・With=ウィズ)は29日、同市福江市民館で総会を開き、伊良湖トライアスロン大会の運営、新規の国際協力事業などを行う今年度事業計画などを承認した。
 欠席の渡会一昭理事長に代わり、石倉一造副理事長は「ウィズを立ち上げ、7年目。地域産業を発展させるため、渥美半島の底上げをする組織としての役割を果たしたい」とあいさつした。
 来賓の山下政良市長は「渥美地区で残したいのは、トライアスロン大会、繰り糸始め、ヤシの実流し。この三つは他にない。皆さんと共に渥美半島を元気にしていきたい」と今後の活動に期待を寄せた。
 今年度は、新規の国際協力事業として、東南アジアのインドネシアで現地の非営利団体と協力し、田原で盛んな施設園芸農業の技術を指導するためのトレーニング農場を開設する。農業の技術実習生が帰国した際、日本での経験を生かせるよう栽培技術、販路開拓などで支援する。農業専門家らも派遣する。また、実習生の日本滞在をサポートする。
 観光振興事業では、引き続き伊良湖トライアスロン大会(9月8日)を受託し、運営。渥美半島観光ビューローが主催する「菜の花まつり」の一部を受託、設営やインフォメーション業務、会場管理にあたる。
 役員改選も行い、渡会理事長は再選された。
(中村晋也)
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