豊川でスイートコーンの出荷始まる

2019/06/15 00:00(公開)
スイートコーンを収穫する酒井さん㊨=豊川市松原町で(同JA提供)
スイートコーンを収穫する酒井さん㊨=豊川市松原町で(同JA提供)
 豊川市のJAひまわり(権田晃範組合長)管内でスイートコーンの出荷が始まっている。松原町の酒井美代子さんの畑では、主に高糖度品種の「ゴールドラッシュ」を栽培。13日も家族や外国人技能実習生と作業に追われ、早朝4時から2時間半かけて毎日1500本近くを出荷している。
 今年は播種時から生育期にかけて低温だったことから生育にムラがあったが、6月に入って気温も上がり回復。酒井さんは「寒暖差により、糖度も上がりおいしいスイートコーンができ上がった」と話しており、皮ごと電子レンジで温めたり、スープやトウモロコシごはんなどの食べ方も紹介した。
 露地野菜を生産する同JAそさい連合は、夏はナス、オクラ、赤シソなども栽培。スイートコーンの栽培面積は10㌶で、名古屋などの市場に出荷され、グリーンセンターやAコープで販売されている。きょう15日午前には市内3カ所のグリーンセンターでスイートコーンの試食・販売フェアが開かれる。
(由本裕貴)
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