豊川の「もりあげ隊」結成10周年

2019/06/26 00:00(公開)
懇親会でいなり寿司の早作りに挑戦する出席者=豊川市民プラザで
懇親会でいなり寿司の早作りに挑戦する出席者=豊川市民プラザで
 豊川市のまちおこし団体で、NPO法人「みんなで豊川市をもりあげ隊」による通常総会と、傘下組織で前身の「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」の結成10周年記念懇親会が24日夜、市民プラザ(諏訪3)で開かれ、隊員や政財界からの来賓ら約90人が出席した。
 もりあげ隊は2009(平成21)年7月に設立され、ご当地グルメの豊川いなり寿司でまちおこしに尽力。2013年にはB-1グランプリin豊川を開催し、2016年にはより幅広い活動展開を図り「みんなで豊川市をもりあげ隊」に改名した。
 隊員も100人を超える所帯となり、笠原盛泰理事長は「10年が経ち、ようやく経済効果が出てくるころ。さらなる10年に向けて新しいまちづくりの一手が求められている」。この日承認された令和元年度の事業計画では、新たなご当地グルメの調査研究として「豊川の焼肉をもりあげ隊」(豊川焼肉リレー)を結成するほか、3年ぶりの全国大会となる「B-1グランプリin明石」(兵庫)への出展や、いなりん新聞(東愛知新聞社発行)制作などが盛り込まれた。
 豊川いなり寿司、ウナギに続く新グルメの発掘事業となる焼肉もりあげ隊について、鈴木一寛副理事長は「豊川市にも多くの焼肉店があり、家族で記念日などに食べる傾向がある。お店が別のお店を紹介するリレー方式で紹介していきたい」と説明した。
 懇親会ではさまざまな種類の豊川いなり寿司の味を楽しみながら、竹本幸夫副市長ら来賓も参加したいなり寿司の早作り対決や、10年の活動を振り返る動画の放映が行われた。
(由本裕貴)
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