「夏の交通安全県民運動」スタート

2019/07/12 00:05(公開)
交通安全を呼び掛ける楢崎さん㊨と大村知事=県議会議事堂正面玄関前で
交通安全を呼び掛ける楢崎さん㊨と大村知事=県議会議事堂正面玄関前で
 県と県交通安全推進協議会(会長・大村秀章知事)は11日、「夏の交通安全県民運動」を同日から20日まで実施するのを前に、県議会議事堂正面玄関前で出発式を開催。県交通安全母の会や名古屋市立第1幼稚園の児童ら約100人が出席した。
 同運動は、今年の重点項目である「子どもの安全な通行確保」「高齢運転者の事故防止」「シートベルトの着用徹底」などを呼び掛けることで交通事故防止を図る。
 冒頭あいさつした大村知事は「夏はレジャーによる疲れでドライバーの注意力が散漫になり、事故が多い。この運動を機に、県民の交通安全意識が高まり、悲惨な事故が1件でも減ることを願っている」と述べた。
 加藤達也県警察本部長は「例年、梅雨が明けると二輪車や飲酒運転による死亡事故が急増する。飲酒運転の取り締まり、事故が多い交差点の監視強化を図っていく」と語った。
 またこの日は元サッカー日本代表で名古屋グランパスクラブスペシャルフェローの楢崎正剛さんも出席し「運転する時は、サッカーと同じでルールを守ることを心掛けている。歩行者も運転手も交通ルールを守って常に周りを見て行動してほしい」と呼び掛けた。
 10日現在の県内交通事故死者数は65人(昨年比34人減)で、全国ワースト3位。昨年の東三河同数は29人で、豊橋市(12人)は市町村別で県内ワーストだった。
(木村裕貴)
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