豊川で福祉サービス事業所の合同説明会

　豊川市勤労福祉会館で18日午後、市障害者地域自立支援協議会主催の障害福祉サービス合同事業所説明会が開かれ、１５０人以上が来場した。市内の障害福祉サービス事業所が一堂に会す貴重な機会は、例年よりも対象者を広げて行われた。　地元で日中活動系サービスを提供する生活介護や多機能型、就労継続支援事業所など25団体が参加。各自が求人ブースを設けて職員やスタッフらが来場者を迎え、知的、身体、精神、発達のそれぞれの障害に応じた事業や日々の活動内容を紹介した。就労を体験したり、利用者が作成した自主製品を紹介するコーナーも設置された。
　ミニ講座も行われ、市福祉部福祉課の中山元子さんと市障害者相談支援センターの松井信夫所長が福祉サービスについて、とよはし総合相談支援センターの江川和郎センター長が障害年金について、豊川市成年後見支援センターの岡西健さんが成年後見制度について説明した。
　来場した男性の母親は「資料やインターネットだけでは雰囲気が分からないこともある。職員の人たちと顔を合わせて話せる機会はありがたい」と話していた。
　４年目を迎える合同説明会で、昨年までは特別支援学校の生徒ら向けに行っていたが、今年から一般にも対象を広げて開催された。
（由本裕貴）