豊橋でアートイベント「sebone」

2019/09/01 00:00(公開)
まちなかのいたる所にアート作品が登場した「sebone」=水上ビルで
 豊橋駅南側の通称「水上ビル」をメイン会場とする「第16回とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」(実行委員会主催)が、31日と9月1日の2日間の日程で始まった。「PLAY TOWN-まぼろしの都市」をテーマに総勢50組の作家が出展。絵画、立体造形物、映像など多彩な作品を大勢の家族連れらが堪能し、少し早い芸術の秋の到来を楽しんだ。
 セボネは水上ビルを「都市の背骨」と捉え、人とまちをアートの力で元気にすることを目的に2004(平成16)年から開催。今年は水上ビルのほか、穂の国とよはし芸術劇場プラットや開発ビル、豊橋駅南口駅前広場も会場に実施する。
 豊橋市内外から集まった作品は、水上ビルの雰囲気をアクリル絵の具の発色とマスキングテープの直線で表現した絵画や、柿渋染や藍染の布を使ったオブジェ、豊川市の風景を写した写真、地元の高校生たちが共同で作り上げた造形物などが並び、大勢の来場者が熱心に見入っていた。
 豊橋市立くすのき特別支援学校を今年卒業した花島愛弥さん(18)は、新作のオウムの絵と初の大型作品を展示した。さらに「絵がまちに飛び出したら」をコンセプトに、愛らしいキャラクターがデザインされたイスやシャツ、海のキャラクターが釣れるゲームも用意し、子どもたちが夢中になって遊んでいた。
 豊橋市の鈴木杏ちゃん(5)はプラットに飾られた新川、松山両小学校の児童の立体作品を見て、「いろんなお店があって楽しかった」と笑顔。母親の麻実さんは「子どもと来られるアートイベントはあまりないのでいいですね」と話していた。
 1日は午前10時~午後5時。南口駅前広場で音楽が楽しめるほか、空き店舗を活用したワークショップが一部有料で体験できる。
(飯塚雪)
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