豊橋総合動植物公園で15日、開催中の夜間開園「ナイトＺＯＯ（ズー）」の入園者数が７０７４人（速報値）に及び、一日の夜間入園者数としては過去最多を記録した。８月３日からの累計でも前年に迫る勢いで、今週末にも最多の前年を上回り、過去最多となる見通し。同公園が18日に発表した。
　今年は、見物できる動物園エリアを拡大したほか、植物園温室では光と音の演出でジャングル体験が楽しめる催しを実施するなど、充実を図った。
　増加の主な要因として、ゾウや、キリンが新たに見られるようになり、展望塔に美しい映像が映し出されるプロジェクションマッピングの新演出を実施。中でも、植物園温室の「リアルナイトジャングル」は大迫力の音と光の演出が好評という。
　８月３日から始まり、お盆休みも前年に比べ大幅増で好調なスタートを切った。９月も安定した入園者数で、14日からの３連休の中日となった15日に７０７４人を記録、最高だった昨年９月16日の６７９１人を２８３人上回った。
　８月３日から９月16日にかけた19日間の累計は７万４１人（速報値）で、19日間開催した前年の７万１２６８人に迫る。
　今後、21～23・28・29日の５日間開催されるため、早ければ今週末にも前年を超え、過去最多になりそうだ。
　ナイトＺＯＯの開園時間は午後５時～同９時。前売券とキャッシュレス決済の人は開園30分前から入園できる。
（中村晋也）