豊橋グリーンホテルが「アパホテル」へ

　豊橋駅前のビジネスホテル「豊橋グリーンホテル」を運営する三井ビル（本社・豊橋市広小路、三井盛三代表取締役）は、アパホテルネットワークとして全国最大の５４３ホテル９万５３２室を展開するアパホテル（本社・東京都、元谷芙美子代表取締役社長）とフランチャイズ契約を締結、12月18日から同ホテルは「アパホテル〈豊橋駅前〉」（仮称）としてリブランドオープンする。
　豊橋駅東口から徒歩２分のアクセスの良さで知られる同ホテル。昨年６月からアパホテルネットワークの提携組織アパパートナーホテルズに加盟していたが、さらなる集客力を求めて昨夏以降から話し合いを進め、今年１月18日にフランチャイズ契約を行った。
　９月からバスルームの改装をはじめ、今月から一部営業しながら室内フロアの全面改装に着手した。アパホテルのコンセプト「新都市型ホテル」の基本理念である「洗錬された品質」「高機能」「環境に対応した空間」のもと、全客室に50型大型液晶テレビ、アパオリジナルベッドなど導入、ゲストに安全、安心、安眠を提供する。フロント、エントラスも大きく様変わりする。
　多くの人に愛されてきた直営のレストラン「ホワイエ」、ラウンジ「シャギー」はこれまで通り営業。リブランドオープンを控え、「創業45年。徐々に客層なども変わりゆく中、アパの大きな看板を掲げ、今後一層勢いを付けていきたい」と三井健嗣・取締役総支配人は話す。
（田中博子）