豊川の竹本新市長が初登庁

2019/10/22 00:01(公開)
いなりんから就任祝いの花束を贈られ、笑顔の竹本市長=豊川市役所で
 豊川市の竹本幸夫新市長(65)が21日、初登庁した。持ち前の明るさで「東三河で一番の元気と勢いの豊川市」を合言葉に、職員に訓示。市長選で公約に掲げた人口増加策などの実現に向けて、今年度中に工程計画を策定し、新たな副市長も選任する意向を明かした。
 午前9時、市庁舎の玄関に足を踏み入れた竹本市長は、大勢の職員らに拍手で迎えられた。豊川いなり寿司のイメージキャラで、市の宣伝部長も努める「いなりん」から花束を贈られ笑顔。管理職が出席した就任式では「明るく風通しのいい職場をつくり、失敗を恐れずチャレンジ精神で取り組んでほしい」と鼓舞した。
 副市長として3期支えた山脇市政を引き継ぎ、主に人口増加や子育て支援に取り組む。まずは公約の実現に向けた1期4年分の行程計画を来年3月までに策定。イオンモール進出により最大4000人の新規雇用が見込まれるなど、人口増加策の核となる八幡地区のまちづくりについても「できることから少しでも早く進めていきたい」と、関連事業を来年度予算に盛り込む。
 また、2人以内と定められている副市長についても、建設系担当の田中義章副市長に加え、新たな副市長を12月議会か来年3月議会で選出する。
 竹本市長は、前市長の山脇実氏が常に「東三河の中心は豊川です、位置は」と口にしていたことを挙げて「私は位置だけでなく、元気さと勢いも一番だと言われるようにしたい」と力強く宣言。山脇氏や秘書を務めた田中泰雄元市長に倣い、土日や祝日も市民と積極的に顔を合わす方針で「礼儀作法に疎いので、勉強したい」とも話した。
(由本裕貴)
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