豊川の小中学校で人権教室

2019/12/13 00:00(公開)
人権擁護委員によって行われた人権を考える授業=豊川市立西部中学校で
人権擁護委員によって行われた人権を考える授業=豊川市立西部中学校で
 今月4~10日の人権週間に合わせて、豊橋人権擁護委員協議会豊川地区委員会(細野文治会長)は豊川市内の小中学校で出張人権教室を開いた。
 国府町の市立西部中学校では人権擁護委員11人が来校し「権利の熱気球」と題した授業を展開。「スマートフォンを持つ権利」や「家族と会話する権利」など、さまざまな権利を少しずつ捨てないと安定して飛ばない熱気球を例に挙げ、最終的に残った権利が最も大切にしていることだと呼び掛けた。
 小坂井西小学校と金屋小学校でも授業が行われ、委員が紙芝居を使って誰もが平等に持つ人権について説明。自分の長所を伸ばしたり、いじめをしないなどの大切さを訴えた。
 豊川地区では5年目を迎える取り組みで、市役所ではマスコット「いなりん」への人権広報大使の再委嘱式も行われた。
(由本裕貴)
いなりん㊥に人権広報大使を再委嘱
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