蒲郡西部小児童が市役所で「みかん募金」活動

　蒲郡市立蒲郡西部小学校の５年生が17日、市役所で「災害たすけあいみかん募金」の活動を行った。児童15人がロビーで来庁者や職員に浄財を募り、協力者には学校で栽培したミカンをプレゼントした。長野県など国内で被災した農産地に送るという。
　５年生の総合学習として取り組んだ。校内の「みかん園」には８株があり、今年は実りが少ない裏年だったものの４００㌔近くを収穫した。
　今年は台風や豪雨の影響でリンゴ産地の長野県などが被害にあったことから募金を被災地に送ろうと企画した。
　15人は「たすけあい募金に協力お願いします」と声をあげると訪れた人たちはミカンの段ボール箱に浄財を入れた。児童たちはミカンが入った袋を笑顔で手渡した。
　芦塚巳夢さんと竹内ひなのさんは「台風被害にあった困っている人たちを助けられれば」と話していた。
　児童たちは今後、日本赤十字社を通じて被災地に送る。
（安藤聡）