豊橋創造大がプロジェクト活動成果発表

　豊橋市牛川町の豊橋創造大学で14日、学生たちが今年度、企画、立案、運営したプロジェクトの活動成果発表会が開かれた。
　プロジェクトでは、同大経営学部の学生が、企業や行政機関と連携し、地域の課題解決や活性化に取り組む。今年度は、のんほいパーク盛り上げ隊！や５３０運動推進プロジェクトなど六つのプロジェクトを進めた。
　このうち、昨年度から蒲郡市のアピール活動を続ける「蒲郡アピールＰｒｏｊｅｃｔ」は、観光支援アプリを愛知工科大学（同市）と連携して制作。さらに、オリジナルのマスコットキャラクターを用いたＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）での情報発信にも力を入れ、「竹島や蒲郡温泉など市内各所の認知度が上昇した」と結果を報告した。
　一方、２０１４（平成26）年11月に豊橋市松葉町に開いた靴下店「Ｓｏｚｏ　Ｓｏｃｋｓ　Ｓｔａｔｉｏｎ」の運営を行うグループは、靴下メーカーと協力して初めて商品を開発。学生たちは、「自分たちが主導して協力会社とスケジュール調整する重要性を学んだ。また、自分たちがデザインした商品が購入される喜びを感じた」と話した。店舗運営は今年で最後となるが、昨年度比50％増の売り上げ目標を掲げ、引き続き２月下旬まで運営を続けるという。
（飯塚雪）