御津臨海企業懇話会が「東三河臨海線」整備要望

2020/02/08 00:00(公開)
三河港湾事務所で山口隼人所長㊧に要望書を手渡す大久保会長(豊川市提供)
 豊川市御津町の臨海企業用地で、御津1区(御幸浜)と同2区(佐脇浜)の企業で構成する自主防災組織「御津臨海企業懇話会」(大久保幸夫会長)が、国や県の関連機関に臨港道路「東三河臨海線」の早期整備を要望した。

 日鉄日新製鋼建材製造課長を務める大久保会長らは、国交省中部地方整備局三河校港湾事務所、県三河港務所、県企業庁、豊川市役者を訪れ、各代表者に要望書を提出した。
 製造業などの企業が立地する1区と2区を結ぶ臨港道路はアクセス向上による流通の促進をはじめ、災害時にも避難ルートなどでも重要な役割が期待されている。
 要望書では、工業団地と内陸を結ぶ車両通行可能な橋梁(きょうりょう)が各区に2橋ずつしかない現状も踏まえて「従業員の通勤及び立地企業の物流に大きな支障をきたしているため、公共ふ頭の活用を含めた企業活動の活性化に大きく寄与するインフラとして同路線の早期整備を切望する」と強調した。
 また、過去の台風による高潮浸水被害や、東日本大震災の津波被害などを教訓に挙げて「従業員の迅速な避難や救助活動、円滑な事業継続活動を行うために不可欠なインフラとして、同路線の早期整備を切望する」と求めた。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 藤城建設 光生会 蒲郡信用金庫 さわらび会 住まいLOVE不動産 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国