高校生が見た豊橋鬼祭

2020/02/13 00:00(公開)
「みんなが欲しがる飴を手に入れました。争いに勝って戦利品をゲットしたかのような勝ち誇った表情が笑えます。朝8時から来て、うろうろするも鬼に会えずにがっかりしていましたが、ようやく手にした飴を食べたら超いいことがありそうです」
 10、11の両日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社周辺で行われた「豊橋鬼祭」(国重要無形民俗文化財)。天下の奇祭と言われ、豊橋の観光の目玉の一つとなっている。豪快にまかれるタンキリ飴(あめ)と白い粉で氏子町内は白く染まり、詰めかけた見物客も全身が真っ白。歴史ある祭は、高校生たちの目にどのように映るのか。県立豊橋南高校の写真部の4人に撮影してもらった。
 撮ったのは、福井ひづるさん、鈴木里奈さん、井上李子さん、浅井千夏さんの1年生4人。3枚の写真を紹介する。
「初めて鬼祭を見に来ました。予定時刻になっても赤鬼が来なくてモヤモヤ。アプリで確認して、やっと来たと思ったら、走りすぎていきました。あんなに早くいっちゃうなんてびっくりです」
「撮影するわたしたちも粉まみれです。先生からカメラに粉は大敵だからしっかりガードするか、離れて撮影するようにと言われていたのに、いざ祭を見ていたら夢中で追いかけていました」
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