3月15日に閉店する、東三河唯一の百貨店「ほの国百貨店」(豊橋市駅前大通2)で20日、閉店さよならセールがスタートした。最終セールだけあって大勢の来店客でにぎわった。閉店日まで続く。
各フロアとも数多くの値打ち品を用意。衣料品や靴、美術品、宝飾品など、多くの来店客が買い求めた。
中でも宝飾コーナーの真珠は、過去にないほどの売り上げを記録。この地方には嫁入りに真珠を持っていくという風習があり、まだ小さな孫の分を買っておこうと来店する祖父母の姿が目立った。真珠の養殖に必要なアコヤ貝が昨夏に大量死したことも売上増に関連があるという。
美術品コーナーでは、坂口紀良、大森運夫、中村正義、森緑翠、平川敏夫の各氏の作品を販売する「郷土の作家さよならセール」が開催中で大勢が足を運ぶ。
また同店で最も人気が高い「北海道大物産展」(3月3日まで)が開幕。スイーツや寿司、魚介の加工品などが飛ぶように売れた。
同店では「45年分の感謝を込めて、最後の日まで職員一同で頑張ります。大勢の皆さんのご来店をお待ちしております」と話す。
(竹下貴信)