全国空き家アドバイザー協新城支部設立

2020/08/01 00:00(公開)
全国空き家アドバイザー協議会新城支部のメンバーら=新城地域文化広場で
 民間の力を集結して空き家問題解決に尽力する「全国空き家アドバイザー協議会新城支部」が30日、設立された。設立総会が新城地域文化広場で開かれ、会長に桜坂設計の松井章泰代表を選任した。全国で4例目、県内で初の支部設立となる。
 今年3月に新城市と愛知県古民家再生協会が「空き家等古民家の活用に関する包括連携協定」を締結。市から協会へ「市外から移住したい」「空き家、古民家を事務所や店舗として利用したい」などの相談があるが、実際に対応するのが難しいケースがあった。
 そこで建設会社、不動産会社、弁護士、金融機関などの力を集結して、協会と連携して空き家の有効活用につなげようと支部を設立した。市内16団体が加盟、リフォームや不動産売買、住宅ローンなどのビジネスにつなげる。
 設立総会で松井会長は「空き家対策を実行することは市の活性化につながる。さらに地元業者にとっては新たなビジネスチャンスになる」とし、「新城の名士が集まった。皆さんの力を結集して新城を元気にしたい」と意気込みを語った。
 市内には現在、約1000軒の空き家がある。さらに高齢者のみの世帯が多く、近い将来に4000件にまで増加することが予想されており、解決が急務になっている。
【竹下貴信】
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