国の特別定額給付金申請期限迫る

　新型コロナウイルス対策で一律10万円を配る国の特別定額給付金で、東三河各市町村の申請期限が迫っている。各市町村の支給状況をまとめてみると、北設楽郡の東栄町と豊根村は１００％、設楽町は99・５％。５市では96％以上となっている。
　国が緊急経済対策として国民に１人10万円を世帯単位で給付する。東三河の各自治体は、市町村議会で予算化して５月から郵送やオンラインで受け付けを始めた。
　東栄町は７月30日に送付を完了。一方、豊根村は６月下旬から残り１世帯（１人）となっていたが、90代の高齢者のため役場に来庁して手続きができないため、職員が自宅を訪れて本人確認を済ませた。一方、設楽町は残り10世帯ほどになったという。
　対象人数が東三河最多の豊橋市では今月18日（当日消印有効）を期限とする。担当の福祉政策課は「情報が行き届くようラジオのコミュニティーエフエムなどで呼び掛けていく」と話している。
【安藤聡】