新たなコロナ感染者 県内48人、豊橋はゼロ

　県は11日、この日新たに判明した新型コロナウイルス陽性患者は48人だったと発表した。減少傾向が続いていたが、この２日間は増加に転じている。県は引き続き、感染拡大防止に努めるよう県民と事業者に呼び掛けている。
　地域別内訳は県所管が20人、名古屋市が24人、岡崎、豊田の両市が各２人で、豊橋市はゼロだった。豊橋は９月に入ってから感染者が出ていない。
　一方、10日に陽性と診断された36人の地域別内訳は、名古屋市が17人で、東三河は６日連続でゼロが続いている。年齢別内訳は20代と40代が７人、30代と70代が５人など。各世代が満遍なく感染している状況だ。
　７月１日から９月10日までの感染者の総数は４２６８人となった。30代以下は56・０％に下がった。感染経路不明者は53・３％。この期間の重症、中等症の患者が閉める割合は11・７％。９月の10日間に占める割合は23・４％となっている。中等症が58人、重症は１人。
　10日現在の入院患者は１８６人、入院調整中は６人、自宅療養は１４６人、軽症か無症状の患者向け施設入所は29人。
【山田一晶】