大二郎記者の空から訪問|豊川の「牛の滝」

2020/10/16 00:00(公開)
フライト開始。水面は現在、遊泳禁止だ

 豊川市の名所であり、人々の憩いの場所でもある東上町の「牛の滝」を今月2日、空から訪れた。8月の蒲郡花火以来、1カ月ぶりのフライトだ。


 古くからの三河の名勝の一つ。新城との市境付近の天然林に覆われた森の中にある。2段の滝があり、高さ10㍍、幅2㍍のものを雄滝、高さ4㍍、幅4㍍のものを雌滝という。


 2017年10月の台風に伴う倒木で一般の立ち入りが禁止されていた。今年3月頃に倒木が除去され、手すりを設置してから4月頃に解禁した。

 

白い糸のように水が流れている

流れる水が白い糸のように見える


 牛の滝を管理している「わくぐり神社」の氏子総代今泉壮一郎さんと一緒に滝まで続く道を歩いた。水が勢いよく落ちる姿を見て圧倒された。


 ドローンを組み立て準備したが、今回はいつもと違った。自然林が生い茂って障害物になっているからだ。少しでも接触したら墜落する危険性がある。


 雄滝の上では流れる水が白い糸のように見えて幻想的だった。もっと上から見たいと考え、さらに上昇している途中で木々の間を通り抜けた時はスリルを感じた。 

 

さらに上空に上がると、ブロッコリーのような木々の間に小さく滝が見えた

ブロッコリーのように生い茂る森


 時折、風にあおられた。樹高より高い所にドローンが出た。ブロッコリーのように生い茂る森の姿や滝が3段になっていることなど、空からしか確認できないことがモニターに広がった。


 今泉さんは「人によって見え方が変わります」と話した。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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