12人豊橋で集団感染、新たなコロナ感染者県内97人

　県は31日、この日新たに97人の新型コロナウイルス陽性患者を確認したと発表した。感染が拡大している可能性があり、県は警戒を呼びかけている。
　地域別内訳は県所管が43人、名古屋市37人、豊橋市が12人で、市はクラスター（感染者集団）と認定した。岡崎市１人、豊田市２人。
　一方、30日に陽性と判定された51人の地域別内訳は、名古屋市が31人。東三河は豊橋市の20代女性と、蒲郡市の20代男性だった。年齢別では20代が11人、40代が10人など。
　７月１日から10月30日までの患者の累計は５６１１人となった。30代以下は54・２％、感染経路不明者は50・６％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は12・１％。10月の30日間のそれは12・３％といずれも微減した。死者は１人増えて95人となった。
　30日現在の入院は１１４人、入院調整中は10人、自宅療養は１５２人、軽症か無症状の患者向け施設入所は95人。
【山田一晶】