コロナ新規陽性者 県内219人、豊橋は5人

　県は５日、新たに２１９人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２日連続で２００人を超え、１００人超は12日連続となった。県は「厳重警戒」領域であるとして、感染防止策の徹底、感染拡大地域への移動自粛を求めている。

　２１９人の管轄保健所別内訳は、県管轄が91人、名古屋市が１１１人、豊橋市が５人、岡崎市と豊田市は各６人。豊橋市は30代男性と、いずれも女性の20代２人、60代２人。２人は知人が陽性判定を受けたため、医療機関を受診した。３人は発熱などの症状が出てから診察を受けて陽性と分かった。２人が入院予定。
　一方、４日に陽性と発表された２１５人の地域別内訳は名古屋市が１０８人。東三河は豊橋市の２人と、蒲郡市の40代男性、豊川市の20代男性だった。豊川市の例はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者。年代別内訳は20代が50人、30代が34人、40代が27人、50代、70代、80代が各23人など。
　10月21日からの「第３波」の陽性者は５１７１人となった。70代以上の割合はやや増えて12・４％、感染経路不明者は46・５％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・１％。死者は４人増えて１２７人となった。
４日現在の入院は３９２人、入院調整は10人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２２人、自宅療養は９７０人。
【山田一晶】