コロナ新規陽性者 県内190人、豊橋は5人

　県は22日、新たに１９０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再び一日あたりの陽性者が１００人を超えており、県は感染拡大防止に努めるよう繰り返し求めている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が81人、名古屋市が91人、豊橋市が５人、岡崎市が６人、豊田市が７人。
　豊橋市は20代男性、30代女性、40代男性、50代と70代の女性。２人は市内でクラスター（感染者集団）が発生している医療機関利用者と、ここで陽性となった人の濃厚接触者。市のまとめでは、クラスターの人数は20人となった。これまでに計86人を検査したという。
　一方、21日に陽性と発表された92人の内訳は、名古屋市が35人。東三河は豊橋市の６人に加え、豊川市で５人の陽性報告があった。内訳は10歳未満男児１、20代男性２、50代女性２。また蒲郡市で50代と60代の男性各１人が陽性となった。両市の計７人中、３人が豊川市民病院職員で、他の３人はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者。92人の年代別内訳は20代が21人、50代が16人、40代が14人など。
　また、豊川市は市立牛久保保育園の保育士が陽性となったことから、同園を22日から24日まで臨時休園し、消毒などを実施すると発表した。
　10月21日から12月21日までの「第３波」陽性者は８４５２人となった。70代以上の割合は13・９％、感染経路不明者は44・９％。死者は５人増えて１６８人となった。
　21日現在の入院は５３０人、入院調整は13人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２２人、自宅療養は１３００人。
【山田一晶】