豊橋善意銀行創立60周年記念協賛「第51回市民チャリティーバザー」(バザー実行委員会主催、同行ボランティア連絡協議会共催)が、3日~6日の4日間、豊橋市神野新田町の「とよはし産業人材育成センター」で開かれる。開幕を間近に控え、ボランティアらが商品の運び入れや値段付けなどに励んでいる。
市民の力で作る福祉イベントで、1974年の善意銀行創立10周年を機にスタート。過去50回の収益金は約4億9800万円にのぼり、福祉の励ましが必要な人たちのために活用されている。これまでに会場は何度か変更。昨年までは豊橋市民文化会館で開いていたが、改修工事に伴い今年は産業人材育成センターに変更した。
9月30日現在、集まった品は約8万点。特に洗剤や石けん、雑貨類が多く寄せられ、企業からは乾物や調味料などの支援があった。30日からは個人・団体ボランティアらによる値札付けや商品チェック、再包装が始まった。
善意銀行の中神真常務理事は「初めての会場。多くの人に来ていただきたい」と来場を呼びかける。現在も準備ボランティアを募集中。問い合わせは善意銀行(0532・52・7893)へ。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。