田原市野田町のフリースクール・通信制高校「ゆずりは学園」で10日、20歳になった卒業生が園長夫妻を訪ねるミニ成人式があった。学園の「パパ、ママ」と慕われる沓名智彦、和子夫妻と久々に会って昔話に興じ、新成人の決意を新たにした。
この日は各地で成人式があり、式を済ませた卒業生たちが次々と学園を訪ねた。新型コロナウイルス対策として少数での対面となったが、山と海に挟まれた自然あふれる学びやを懐かしんだ。
特別養護老人ホームで働く望月葵衣さんは、新城市から片道2時間かけて通った。専門学校生の氏原翔矢さんはスポーツインストラクターを目指して勉強中。3年時には人命救助で本紙にも掲載された。
3年間を振り返り、学園を訪ねたボランティアグループとの交流や、どしゃ降りの中で自然と格闘した天竜川でのキャンプなど、思い出話に花を咲かせた。2人は「パパとママのいる学園に来ると落ち着く。多くの仲間と友情を深めたことが一番の財産」と語った。
【加藤広宣】