コロナ新規陽性者53人、豊橋はゼロ

　県は27日、新たに53人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。11日以来、17日連続で１００人を下回っているが、数字が下がりきらない状況が続く。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が27人、名古屋市が22人、岡崎市が３人、豊田市が１人で、豊橋市は２日ぶりにゼロだった。
　一方、26日に陽性と発表された40人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の１人のほかに、豊川市が50代男性１、50代女性１。いずれも濃厚接触者だった。
　年代別内訳は、50代が11人だったほかは１桁台。70代以上の割合は30％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は40・６人（注意）、入院患者は３６７・３人（厳重警戒）、入院患者のうち重症者数は30・９人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は15・９人（警戒）となっている。
　昨年10月21日から２月26日までの第３波の陽性者は２万10人となった。70代以上の割合は18・２％。感染経路不明者は42・４％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・８％。死者は２人増えて５１７人となった。
　26日現在の入院は３３３人、入院調整は３人、軽症か無症状の人向けの施設入所は52人、自宅療養は２３１人人。
【山田一晶】