コロナ新規陽性者 県内50人、豊橋はゼロ

　県は５日新たに50人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が32人、名古屋市が17人、岡崎市が１人で、豊橋市と豊田市はゼロ。県管轄の32人のうち、16人は半田市民病院で発生しているクラスター（感染者集団）によるもので４日には27人の陽性者が確認された。大村秀章知事は「クラスターを除けば悪い数字ではない」としている。
　一方、４日に陽性と発表された68人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の１人だけだった。半田市民病院でクラスター（感染者集団）が発生しており、同市では一日で27人の陽性者が確認された。
　年代別内訳は70代が16人のほかは１桁台。70代以上の割合は41％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は44・４人（注意）、入院患者は３２１・７人（厳重警戒）、入院患者のうち重症者は31・４人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は14・１人（警戒）。
　昨年10月21日から４日までの第３波の陽性者は２万２８１人となった。70代以上の割合は18・４％。感染経路不明者は42・３％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。死者は４人増えて５３５人となった。
　４日現在の入院は２９３人、入院調整は２人、軽症か無症状の人向けの施設入所は58人、自宅療養は１６５人。
【山田一晶】