春の全国交通安全運動スタート

2021/04/06 00:00(公開)
「東三河の交通安全を願って」の横断幕を出発する白バイ=豊川市役所で
 春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ、東三河の豊川署、新城署が5日、出発式を開いた。
 県内の交通事故死亡者数は4日現在22人で前年より20人減少している。東三河は豊橋2人、蒲郡と豊川が1人で計4人が交通事故で亡くなっている。
 春の時期は新年度を迎え新1年生となった児童や生徒、新社会人が不慣れな生活の中で、公共交通機関を使っての通勤通学時の事故発生が懸念される。
 そこで、自治体と交通関係団体、警察署が連携して、地域住民に交通安全意識の向上を図る目的で呼びかける。

 豊川署はこの日午前7時半に豊川市役所で出発式を実施した。竹本幸夫市長と近藤賢署長、署員、市職員、パトカー、白バイ、青パトが参加した。
 竹本市長は「豊川署、交通関係団体の協力で減少することができました。今後は歩車道分離などの交通安全施設も整備していきます」とあいさつした。
 近藤署長は「悲惨な事故を1件でも減らすために飲酒、歩行者妨害の取り締まりを強化していきます」と交通安全の決意を述べた。
 県交通安全協会豊川支部部員が「東三河の交通安全を願って」の横断幕を掲げる中、市長と署長が乗ったパトカーや白バイが出発した。続いて市役所前の県道で市職員が「シートベルト着用」と書かれた手持ち看板を掲げて通勤する運転手に呼びかけた。

 新城署は午後4時半から出発式を開いた。髙原清人署長は「運動ではドライバーに歩行者優先を周知徹底するとともに信号無視や横断歩行者妨害など交通事故に直結する違反の取り締まりを強化し、事故を発生させない強い気持ちで街頭活動に取り組んでほしい」とあいさつした。
 この後、白バイを先頭にパトカー8台が街頭に出発した。
【安藤聡、林大二朗】
署員にあいさつする髙原署長=新城署で
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