豊川で「ゾッキ」舞台挨拶

2021/04/07 00:00(公開)
 2日から全国公開中で、蒲郡市が舞台の映画「ゾッキ」の先行上映舞台あいさつが、豊川市下長山町の豊川コロナシネマワールドで開かれた。共同で監督を務める俳優の竹中直人さん、斎藤工さん、山田孝之さんをはじめ、出演者で豊橋市出身の松井玲奈さんが登壇した。
 4人は作品の撮影中のエピソードを交え、個性あふれる言葉の掛け合いに、場内は笑いに包まれた。豊橋市でふるさと大使を務める松井さんは「豊橋に大きい映画館ができるまでは、映画を観る時はここに来ていました。小さいころは、ここに来れば何でもあって楽しい場所でした」と豊川市での印象を明かした。
 事前に寄せられた「愛知県での思い出の味は」という質問に、松井さんは「豊橋駅地下の、むらたのたこ焼きは思い出の味」と明かし、竹中さんは「空気の味。蒲郡は空気が違う」、山田さんは「ハイボールとか(笑)氷が違いますから」などと答え、笑いを誘った。
 地域プレゼンターとして来場した豊川市の池田宏生副市長は「撮影スポットはたくさんあるので、豊川市もぜひ」とアピール。いずれも演劇部員で、国府高校3年の荒川藍花さん、小坂井高校2年の中村優来(ゆな)さん、豊川高校2年の長尾萌花さんが、JAひまわりバラ部会が提供した豊川産バラと香月堂提供のバウムクーヘンを松井さんらに贈った。
 豊橋商業高校時代は演劇部だった松井さんは「演劇部員の方に会えてうれしい」と笑顔を見せ、山田さんは「まだ原作のお話はたくさんあるので、次も撮りたいねとみんなで話しています。その時はぜひ、豊川も含めて愛知県全体で」と話していた。
(由本裕貴)
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