調べもの協同事業で初のトリプル評価

2021/04/17 00:00(公開)
お礼状を持つ図書館職員=蒲郡市立図書館で
お礼状を持つ図書館職員=蒲郡市立図書館で
蒲郡市図書館が国会図書館長から9年連続お礼状

 蒲郡市立図書館(宮成町)は国立国会図書館の運営するレファレンス協同事業において発展に寄与したことを受け、国立国会図書館長から9年連続のお礼状と初のトリプル評価を受賞した。
 「レファレンス協同データベース」は、全国の図書館と協同で構築した、調べものに特化したデータベースだ。蒲郡市立図書館は2012年より同データベースに書籍を多く登録し、また多くの利用者が協同データベースを活用して興味、関心のあることでアクセス数を集めたとして評価されている。今回で9年連続。
 全国の図書館界における一層のレファレンス・サービスの活性化に貢献することを期待し、国立国会図書館長名でお礼状が届いた。
 今回、市立図書館は全国で5カ所の図書館でしか認められなかった「トリプル評価」を獲得した。窓口で対応した多くの事例を登録したこと、アクセス数、調べ方マニュアルの登録累積数の計3項目。市立図書館は登録と調べ方マニュアルが基準値のポイントが超え、アクセス数が多かったことから高い評価を受けた。また、昔から利用者の質問を紙に書いて残したり、過去の事例を再登録するなど工夫していた。
 同市立図書館の他には、埼玉県立久喜図書館、近畿大学中央図書館、大阪府立中央図書館、大阪市立中央図書館が評価されている。
 図書館の三浦佳穂さんは「コロナの影響で図書館が閉館中だったのに評価される事例を登録できてよかったです」と話した。
【林大二朗】
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