県は29日、４３０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。一日あたりの人数としては、第３波の１月７日の４３１人に次ぐ数字。29日から大型連休がスタートしたが、人の移動をどこまで抑制できるかが爆発的な感染拡大を防ぐカギになっている。

豊橋は16人

　４３０人の内訳は県管轄１８０人、名古屋市１５７人、豊橋市16人、岡崎市53人、一宮市14人、豊田市10人。
　このうち豊橋市は10歳未満男女各１、20代男性３、20代女性２、30代女性１、40代女性２、50代男性１、60代男性１、60代女性３、80代女性１。また市は入院中だった女性が死亡したと発表した。市内38例目。　
　一方、28日の新規陽性者３２３人のうち、東三河は豊橋市の17人のほかに、豊川市が４人（10歳未満女児１、20代男性１、30代男性１、60代助成１）▽蒲郡市が３人（10代男性１、20代女性１、40代女性１）▽東栄町１人（20代男性）－で、濃厚接触者は６人だった。
　28日現在の指標となる過去７日間の数値をみると、新規陽性者数は２７１・９人、入院患者数は４５３・０人、陽性率は５・８％。
　同日現在の県内の患者は２９８９人。入院は４７７人、宿泊療養施設入所は３１９人、入院調整は４人、自宅療養は１８６６人。
【山田一晶】