三河芭蕉会が豊橋市内の句碑マップ英語版を作成

2021/05/01 00:00(公開)
芭蕉句碑マップの英語版を持つ豊田会長㊧と同会運営委員の中島孝之さん=東愛知新聞社で
芭蕉句碑マップの英語版を持つ豊田会長㊧と同会運営委員の中島孝之さん=東愛知新聞社で
 江戸時代の俳人松尾芭蕉の俳句を刻んだ豊橋市内の句碑を紹介する「芭蕉句碑マップ」(A3判、両面印刷)の英語版を、三河芭蕉会(豊田俊充会長)が300枚発行した。
 豊橋市内には聖眼寺(下地町)、湊町神明社(湊町)、西光寺(大手町)など12塚の句碑がある。表面の地図は日本語だが、裏面は英語で句の読み方と意味を記した。これまで日本語版はあったが、外国人に芭蕉に興味を持ってもらおうと作成した。
 読み方はローマ字で表記し、意味は直訳ではなく、できるだけ芭蕉の心情まで盛り込むようにした。「寒けれど二人旅寝ぞたのもしき」は、「寒い中だが、二人の旅は快適と感じられる」を意味する「Though its cold two sleeping together tonight feels comfortable」と表記した。
 豊田会長は「外国人に興味を持ってもらうだけでなく、日本人には英語に親しむきっかけにしてほしい」と話す。本の豊川堂、豊橋市中央図書館などで無料配布する。問い合わせは豊田会長(0532・62・4030)へ。
【竹下貴信】
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