「あいち伐木(ばつぼく)競技会2024」(県主催)が5日、東栄町本郷の「東栄ドーム」で開かれた。三河地区の13団体に所属する16人が出場して技術を競った。
林業の従事者に基本技術を磨いてもらうほか、魅力を発信して新規就業者確保を目指すイベントで、昨年に続いて開催した。新城市と東栄町、設楽町、豊根村、岡崎市、豊田市の森林組合や建設会社などに所属する人が出場。「伐倒」と「丸太合わせ輪切り」の2種目の合計点で競った。
伐倒は立木に見立てた丸太を定められた方向へ正確に倒すために受け口と追い口を切り出す技術を、輪切りは上向きと下向きに傾けて設置した丸太を、段差がないよう垂直に切り出せたか―を評価した。
選手は丸太にチェーンソーを入れ、慎重に操作した。国内で伐木競技会を開催するNPO法人ロガーズの会員が審査し、選手に対し「山では傾いた状態で切ることが多い。丸太だけでなく細い木で練習を重ねてほしい」とアドバイスした。
優勝は奥谷仁人さん(豊田森林組合)、2位は夏目元貴さん(岡崎森林組合)、3位は筒井竜乃介さん(同)が輝いた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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