豊川の全小学校区 通学路にグリーンベルト整備へ

2021/06/25 00:00(公開)
小学校区の通学路に整備されたグリーンベルト=豊川市内で
 豊川市は、子どもたちが被害に遭う交通事故を防ぐために進めている「あんしん歩行環境整備工事」の一環で、今年度中に全小学校区の通学路へのカラー舗装(グリーンベルト)の設置を完了する見通しとなった。
 グリーンベルトの設置は2010年度から開始し、今年度は残る一宮南部小学校区と萩小学校区での整備を行う。今年度予算に事業費9505万円を計上した。これで市内すべての小学校26校区での整備が完了する。今後は通学路安全プログラムに基づき、各校区で通学路の変更箇所などを確認していくローリング作業を行い、追加で整備する場所がないかチェックする。
 昨年度には千両小学校区で地元町内会の呼び掛けもあり、利用する児童が特に多い通学路3カ所に設置された。以前から道路の路肩が狭く、見守りボランティアの人たちが子どもたちの登下校に付き添っていた。
 昨年11月に設置されてからは、児童らは緑色に新しく塗られたグリーンベルトの上をきれいに並んで登校しており、車の運転手からも通学路の認識が強まったという声が寄せられている。グリーンベルトが敷かれた通学路には青少年健全育成会が「ここは、通学路です スピードを落としましょう」などと書かれた看板を設置するなどして、街が一体となって児童の安全を守っている。
(由本裕貴)
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