来月1日から豊川で「納涼」スタンプラリー

2021/06/27 00:00(公開)
涼しい商品でスタンプラリー参加者を迎える店舗関係者ら
涼しい商品でスタンプラリー参加者を迎える店舗関係者ら
 豊川市観光協会(笠原盛泰会長)は、感染症対策を兼ねて分散・近場観光を促進する「とよかわクールスタンプラリー」を7月1日から開始する。店舗や観光スポット全50カ所で涼しい商品や体験を楽しめる初のデジタルスタンプラリーだ。
 スマートフォンやタブレットを手に、会員店舗37カ所と観光名所13カ所を巡る。各店舗ではかき氷やパフェ、ざるそばや炭酸泡冷やしシャンプーといった涼し気な商品を提供。来店すればQRコードで「いなりん」「いなりコ」「イナリソ」のカラースタンプを集めることができ、購入すれば特典が受けられる店もある。
 また、観光名所では看板などの付近にスタンプを入手できるQRコードがあり、牛の滝をはじめ、豊川稲荷では霊狐塚、菟足神社では風車、砥鹿神社では手水舎、宮道天神社では湧き水など、クールなスポットを体験できる。
 「中間賞(スタンプ25個)」でいなりんタオル、「コンプリート賞(全50個)」でいなりんTシャツ(Mサイズ)がもらえるほか、さらに抽選で10人に兼升養魚漁業生産組合提供の冷凍「とよかわ鮎(あゆ)」1㌔分が贈られる。
 今年もコロナ対策で地元の多くの夏祭りが中止、または規模が縮小される中、夏を楽しむイベントとして企画された。期間は10月31日までとなっており、観光協会の平賀菜由美事務局長は「熱中症も心配なので、涼しくなる秋にも楽しんでほしい」と話している。
(由本裕貴)
浴衣姿のいなりコなど、全50種類のスタンプが集められる
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