設楽町長選 土屋氏が立候補を表明

2021/07/09 00:02(公開)
出馬への決意を語る土屋氏=設楽町田口で
 任期満了(10月22日)に伴う設楽町長選挙(同12日告示、17日投開票)に、町議の土屋浩氏(60)=津具=が8日、立候補を表明した。土屋氏は「10年後の町をきちんと見据え、次世代につないでいけるまちづくりを進めたい」と決意を語った。現職で3期目の横山光明町長が今期限りで引退すると発表している。
 土屋氏は同町出身で2007年の町議選で初当選し、現在4期目。15年5月から2年間議長、東三河広域連合議会の議員を4年務めた。
 町が17年3月に策定した総合戦略・人口ビジョンについて「人口が減って移住定住を進める中、財政面でも中長期の見通しが必要。設楽ダム建設後には町の一般会計予算も減っている。近い将来を見据え、まちづくりの方向性を示さなければならない」と説明した。
 14年の町議経験から「町に一番必要なのは住民との対話。区単位で膝をつき合わせた座談会のような形の懇談会を開き、町政に生かしたい」と語る。
 ダムは26年度の完成目指して工事が進む。並行して町は小水力発電事業の整備を検討する。「売電益はダム建設を受け入れてくれた町民に還元し、電気料の一部を補助したい」と話した。
 町長選挙には元町議会議長の松下好延町議(71)が出馬への準備をしている。
【安藤聡】
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