海のシーズン迎え水難事故合同訓練

2021/07/17 00:00(公開)
出発式で敬礼する海保職員と市消防隊員=海陽町で
出発式で敬礼する海保職員と市消防隊員=海陽町で
 三河海上保安署と蒲郡市消防本部は16日、三河大島で水難事故を想定した合同訓練を実施した。
 夏のマリンレジャーシーズンを迎え、事故の増加が懸念される。昨年は新型コロナウイルスの影響で海水浴場の海開きが中止になったが、全国的に水難事故件数は多かった。
 三河海上保安署と市消防本部は昨年から救難技術などを共有している。合同訓練で事故時の双方の連携強化を図る。
 海陽町のラグナマリーナの桟橋前で訓練の出発式があり、市産業振興部の池田高啓部長が「合同訓練を心強く感じてます」とあいさつ。巡視船「ひめかぜ」に消防隊員が乗船し、三河大島に向かった。
 訓練は西浜付近で2人が乗る水上バイクが磯場に衝突し、投げ出されけが人が出ているという想定。海保職員と消防隊員がけがの程度を判別、負傷者役の人の首を固定するネックカラーを取り付け、ストレッチャーを使って船まで搬送した。
 「ひめかぜ」は三谷漁港に戻り、救急車で病院へ搬送する手順を確認した。
【林大二朗】
負傷者をストレッチャーに乗せる救急隊(提供)
負傷者をストレッチャーに乗せる救急隊(提供)
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