コロナ新規陽性者 県内過去最多の1617人

　県は24日、１６１７人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染３人含む。１０００人超は７日連続で、一日あたりの数値としては過去最多を更新した。政府は県などに対し、27日に緊急事態宣言を出し、期間は９月12日までとすることなどを通知した。大村秀章知事が明らかにした。東海３県がそろって対象となる見通し。
　１６１７人の管轄保健所別内訳は、県管轄が７５１人、名古屋市が５５５人（再感染２）、豊橋市が85人、岡崎市が96人（同１）、一宮市が63人、豊田市が67人。
　一方、23日に陽性と発表された１０５４人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が41人（10歳未満男女各１、10代男性２、20代男性６、20代女性５、30代男性２、30代女性４、40代男性４、40代女性３、50代男女各３、60代男性１、60代女性３、70代男性２、70代女性１）▽豊川市が14人（10歳未満男女各１、10代女性１、20代男女各２、30代女性２、50代男女各１、60代男性１、70代女性２）▽蒲郡市が２人（10歳未満女児１、40代男性１）▽新城市が30代女性１人▽田原市が３人（30代男女各１、40代男性１）－だった。東三河計61人中、感染経路不明は30人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１２０５・３人、陽性率は11・５％、入院患者は６４４・１人、入院患者のうち重症者は35・９人、新規陽性者のうちの高齢者は26・１人。
　23日現在の確保病床入院は７０９人、入院調整は６人、施設入所は３６２人、自宅療養は８９１９人。
【山田一晶】