コロナ新規陽性者 県内554人、豊橋は10人

　県は13日、５５４人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染４人を含む。３日連続で１０００人を下回った。月曜の数値で同水準は８月16日の５７１人以来、４週間ぶり。この日から緊急事態宣言が延長されたが、大村秀章知事は「新たな陽性者の数は明らかに減少傾向に入ったが、医療は厳しい。30日まで引き続き感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけた。
　５５４人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１８１人、名古屋市が２７２人（再感染４）、豊橋市が10人、岡崎市が13人、一宮市が55人、豊田市が23人。
　一方、11～12日に陽性と発表された計１８２５人（11日９７０人、12日８５５人）の地域別内訳は、豊橋市が計31人、豊川市が計26人、蒲郡市が計11人、新城市が計４人、田原市が１人だった。東三河の陽性者計75人中、感染経路不明は33人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると13日発表の新規陽性者は１０９９・７人、陽性率は20・７％、入院患者は１００１・６人、入院患者のうち重症者は90・０人、新規陽性者のうちの高齢者は47・７人。重症者は「厳重警戒」に下がった11日より、わずかながら数値が増えている。
　12日現在の確保病床入院は１０１４人、入院調整は５人、施設入所は７８６人、自宅療養は１万４１５８人。
【山田一晶】