コロナ新規陽性者 県内88人、豊橋は3人

　県は１日、88人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染２人を含む。県内ではこの日から緊急事態宣言が解除され、厳重警戒宣言が出された。飲食店では条件付きで酒類の提供が認められる。期限は17日まで。大村秀章知事は「そろり、そろりといろいろな活動を再開してほしい」と述べた。
　88人の内訳は、豊橋市が３人、名古屋市が38人（再感染１）、岡崎市が４人、一宮市が３人、豊田市が５人、その他が35人（再感染１）。
　一方、９月30日に陽性と発表された１３２人の地域別内訳は、豊橋市が２人、豊川市が２人だった。感染経路不明は１人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１４８・０人、陽性率は８・６％、入院患者は４８５・７人、入院患者のうち重症者は45・０人、新規陽性者のうちの高齢者は10・４人。新規陽性者が「警戒」レベルに下がった。高齢者が近く「注意」に下がるとみられる。
　30日現在の確保病床入院は３６１人、入院調整はゼロ、施設入所は１９１人、自宅療養は１８１７人。
【山田一晶】