衆院選、31日に投開票

2021/10/30 00:03(公開)
街頭演説に聞き入る有権者ら
 第49回衆院選は31日投票、即日開票される。東三河の愛知14区は自民の前職と立民、共産の新人候補2人が争う。15区はともに前職の自民と立民の候補に、れいわの新人が挑む。選挙戦も残すところ1日。各候補者の訴えはさらに熱がこもる。

 14区は自民前職の今枝宗一郎氏(37)に、立民新人の田中克典氏(47)と共産新人の野澤康幸氏(33)が挑む。
 3期9年間の実績と安定した組織力の今枝氏に対し、労働組合などの支援を受ける田中氏が追う展開。野澤氏は公示直前の立候補で出遅れを挽回する戦いとなる。
 田中氏陣営は連合愛知の推薦を受け、1日約20カ所の街頭演説を展開。顔入りのポスターを掲げるなどして、徹底的に知名度を高める作戦で票の掘り起こしを図る。
 今枝氏陣営は企業訪問も増やした。陣営でも「企業の協力は増えた」と好感触だ。党の「大物」が何度も応援で選挙区入りした。前回以上の得票を目指している。
 野澤氏は高齢者の医療介護、若者向けの最低賃金アップや大学の学費半額などを訴える。
 15区は自民の根本幸典氏(56)と立民の関健一郎氏(43)の前職同士の再戦に、れいわ新人の菅谷竜氏(40)が挑む。
 前回は根本氏が小選挙区を制し、関氏が比例復活した。今回も小選挙区の1議席を巡って激しい戦いを繰り広げている。根本氏陣営は組織の票固めに万全を期す。関氏陣営は街頭活動に時間を割いて新たな層の掘り起こしを図る。無党派層の獲得をもくろむ菅谷氏の得票が大勢に影響する可能性も注目される。
【取材班】
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