校区の魅力再発見「多米ウォーク」

2021/11/06 00:00(公開)
160人の校区民が参加した=民俗資料収蔵室で
160人の校区民が参加した=民俗資料収蔵室で
 豊橋市多米校区で、「多米校区再発見 多米ウォーク」が開かれた。地元の魅力を知ろうと、自治会などが主催した。地元の「葦毛湿原」が国指定天然記念物になったことを機に、地域住民に校区の素晴らしさを改めて感じてもらおうと初めて実施。約160人の校区民が参加した。
 新型コロナ禍で地域行事が開けなかったことから、校区自治会らが企画。QRコードを付けたポスターの掲示やチラシ配布などで参加を呼び掛けた。小学生や保護者らを中心に、ベビーカーの赤ちゃんを連れた家族から、福祉施設を利用する車椅子のお年寄りまで、幅広い年代の住民が参加した。
 市民俗資料収蔵室を本部に、そろいの緑色のタオルを身につけた参加者が10班に分かれ、時間差でスタート。さわやかな秋空の下、ホタル公園や葦毛湿原、岩崎広場、宮前池の各チェックポイントでビンゴを楽しみながら、再び収蔵室に戻るコースを元気よく歩いた。
 参加者は会話を弾ませながらウオーキングを満喫。本部では地元を紹介するパンフレットを並べたり、子どもに菓子をプレゼントしたりとお楽しみ企画も用意した。
 校区に代々住む人から、新たに仲間入りした人までが一つになった催しに、校区自治会の川本恭久会長は「多米は自然や歴史のある施設など見るところがたくさんある。テーマを変えて続けたい」と話した。
【田中博子】
ウオーキングを楽しむ参加者=葦毛湿原で
ウオーキングを楽しむ参加者=葦毛湿原で
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